尊敬する人は、秋篠宮紀子さまです。
年下なんですよね。えーっと、秋篠宮様が私より一学年下で、紀子さまはそれよりさらに一学年下ですので、2学年下ということになります。
紀子様が悠仁さまを出産された一ヵ月後、私も41歳で15年ぶりに出産しました。つまり一ヶ月遅れのスケジュールで育児に追われていたのですが、暇な私がひーこら音を上げて「年寄りにはきつー」と大騒ぎしていた頃、紀子さまは笑顔でご公務に復帰され、秋篠宮様がお泊りでも、ご自身は授乳のために新幹線で帰京され、翌朝また公務の地にとって返すという激務を、嫌な顔ひとつなさらずこなしておられました。
このね、嫌な顔ひとつせず、というのが紀子さまのすごい点です。人間、嫌なことがあれば嫌な顔もしたくなるもんです。
雅子様は嫌なときには嫌な顔をなさると思う。そこがまた人間らしくて好きなんですけど、嫌な顔をまったくしない紀子様というのは私の中ではスーパーマンにも等しいヒーローです。(マンじゃなくレディだし、ヒーローじゃなくヒロインですが。)
実際ね、「やってらんねーよケッ!!!」と吐き捨てたいことだってあると思うんですよ。それなのに、一切そんなことは外に漏らさない。
自分にはそんな芸当できっこないし、私は言うことだけいっちょまえだけどストレス耐性は低いので、あのご立派な方を見るとわが身が恥ずかしくなります。そして心が洗われるような気がする。
マスコミが伝えた話だからどの程度ホントか知りませんが、秋篠宮様ご夫妻は、おふたりのお嬢様を得られた後、子作りを止められていたらしい。「皇太子様にお子がまだおできにならない(当時)うちに、二人目とは」とかなんとか、庶民にはよくわからない非難をされていたらしい。
かと思えば、女性天皇がどうの皇室典範がどうのという議論が盛り上がると、今度は40歳になんなんとされる紀子様に「男子を産んでほしい」という要望があったらしい。
このね、産めとか産むなとかそのときの周囲の都合で言われるくらい、女性のストレスになることはないと思うんですけど、紀子様は嫌な顔ひとつなさらず、いともたやすく(と見えるように)男児をお産みになられた。
いともたやすいわけないじゃん!
お子様が生まれたことは本心からうれしく思っておられるだろうとは思いますが、その陰でどんな努力をされてどんなことに耐えられたのか、想像するだけで涙が出そうです。
というわけで、「尊敬する人は?」と訊かれると、最近の私は「秋篠宮紀子さま」とお答えしております。
悠仁さまの発達の様子が伝えられると、うちの子が一ヶ月遅れなものだから、義母が「悠仁さま、○○ができるんだってよ! それなのにうちは」と毎回かならず引き比べます。うちの子は発達がとくに遅いので、一ヶ月違いとは思えない差異がそこにはあり、義母がそのたびに焦ってあれこれ言ってきます。
適当にいなしながら、私は内心「いいじゃーん」と思う。あのすばらしい紀子様のお子なんだから、うちの子とは比べ物にならないくらい発達してたり、長いセンテンスをしゃべったりしててもいいじゃん。将来背負うと思われる責務の重さだって、かの方とうちとでは比べ物にならん。
願わくは、紀子様の笑顔がこれから先も曇りませんように。でもそれって、「無理をして」と願ってることにはならないよね?
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